あっという間に9月ですね。
3年ほど前から、あるCEO・CHROの企業変革の様々なお手伝いをしているのですが、本日は昨年から取り組んでいる組織風土変革プロジェクトについてご紹介します!
「世界で戦える日本発のメーカー」へと進化すべく、改革を行っているクライアント。
VUCAな世の中で、変化に対応するために、そしてイノベーションを起こし続けるために、共創型の組織への転換を図っています。
会社全体を一朝一夕で変えるのは容易ではない…
しかし、会議からなら変えていける!会議を起点としてドミノを倒すように風土を変えていこう!ということで、“変わる会議プロジェクト”を展開しています。
具体的には、共創力を高めるために、チームの心理的安全性を高め、一人ひとりの発信力・傾聴力、そして活発な議論を促すためのファシリテーション力を磨くプログラムを行なっています。
さらに、人も組織も「体重計」によって進捗が可視化され、「伴走してくれるコーチ」がいないとなかなか変われないもの。
単なる研修で終わらず、◯IZAPのように「結果にコミット!」ということで、プログラム前後のBefore/Afterを360度評価を使ってしっかりと測定。
全社員で切磋琢磨し、コーチングをし合いながら確たる変革を促していきます。
昨年、まずはCEO以下経営陣の方々に実施したのですが、研修満足度は5点満点中平均4.7と高評価!
360度評価では77%が変わった!という結果がでました。
「是非全社に展開してほしい!」という声を頂き、今年から全社員3万人を対象にプログラムを展開しています。
そして、今年の4月−7月に前期が無事終了。なんと自己評価では99%、360度評価でも75%が変わった!という結果がでました。
受講者からは「心理的安全性を確保したことで、反対意見を含め多様な意見が出るようになった!」
「日々働くメンバーと共通言語が持てて、チームの雰囲気がガラッと変わった」
「CEO自らが参加している全社展開プロジェクトから風土変革への本気度が伝わってきた」
といった声が聞こえてきています。
なお、CEOももちろん360度評価でBefore/Afterを測定したのですが、その結果を株主総会の場で結果を発表したんです!
まさに率先垂範。素晴らしいですよね。自社はもちろん、日本企業をもっと強く!という熱いを想いを持って変革に取り組まれています。
我々も、このプロジェクトで取り組んでいる課題は、日本の財界の課題、そして教育界の課題でもあると信じています。
9月から始まる後期も、全力を尽くしてまいりたいと思います!