78冊の本の山、そして付箋の嵐。顕微鏡の授業を開発中!

見てください、この本の山!
現在、科学の点火の授業を開発しているのですが、1つの授業を作るだけでもこれだけの本を読んでいます。
しかもそれぞれの本にはこのように付箋やメモがびっしり!
日本語の本、英語の本、さらには本に限らずドキュメンタリーなど、あらゆる媒体を使って開発を進めています。

当初は細菌学者・パスツールの授業を教える予定でしたが、“顕微鏡を通じて小さな世界をのぞく”という原点に帰ろうと、
レーウェンフックさらにはロバート・フックにまで遡って授業を行っています。

こちらの授業、現在進行形で子供達に教えているのですが、生徒にも大好評!!!
キラキラと目を輝かせながら顕微鏡をのぞいています。
そんな子供達の様子や開発の裏話については、またご紹介させていただきます。

明日からはゴールデンウィーク、皆さんもよい連休をお過ごしください!


散りゆく桜も美しい:美的視点&科学的視点を生徒達に

こんにちは。あっと言う間に桜は散ってしまいましたが、最後の最後まで我々を楽しませてくれました。
見てください!この美しい「桜の絨毯」!
1週間前のオフィス前の桜並木。満開の桜も美しいですが、散った後の「桜の絨毯」も美しいですよね。

そして、今日、地面をふと見てみたら、白い花は消え、茶色、緑、濃いピンク色のまだら模様に。
まさに季語にある「桜蕊降る(さくらしべふる)※」、異なる味わいがあり美しいですね!

ちょうど、子供向けの新規プログラム「顕微鏡を覗いて科学・医療の世界を前進させた3人の偉人たち!※※」を開発中なのですが、
生徒達に劣らず、顕微鏡に点火している我々は、早速、白い桜の花と濃いピンクの桜しべを観察してみました。

ミクロワールドともまた違った美しさがそこに!

そんな中、ふとノーベル物理学賞受賞者、リチャード・P・ファインマンのこんな話を思い出しました。


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ある芸術家が、リチャード.ファインマンに向かってこんなことを言い出した。
「あそこに、美しい花が咲いていますね? 芸術家はその美しさを観賞し称賛するが、科学者は一ばらばらに分解しようとする。それじゃあせっかくの美しい花が台無しだと思いませんか?」この言葉を投げかけられたリチャード.ファインマンは、「何をばかなことを」と少しあきれながら、次のように答えた。
科学者にも花を愛でる心はある。それどころか、科学者だからこそ、より深く愛でることができる。花の美しさが外観だけにとどまらないことを知っているからだ。花を形作る細胞、分子、さまざまな生物学的反応、複雑に入り組んだ幾多のシステムーそういった内部構造までもが美しいのだ。そこには、驚きに満ちた素晴らしい世界が広がっている。それに、ちょっと考えてみてくれ。花は虫を引き寄せる。ということは、虫にとっても花は魅力的な存在なのだ。そうやって考えていくと、進化、認知、光について次々に疑問が湧いてきて、どこまでも探究したくなる。
「科学を通して見る花は、なお一層美しい。科学のおかげで、うち震えるほどの感動と、吸い込まれるような神秘に触れることができる。台無しにするどころか、畏敬の念を深めるばかりだ。」
ーーー
ご興味がある方は、是非こちらのビデオをご覧ください!
https://www.youtube.com/watch?v=ZbFM3rn4ldo

まさに桜が僕らに与えてくれた楽しみ。
この楽しみ、そして美的視点&科学的視点を生徒達に届けられたと思います。

素晴らしい天気ですね。素敵な週末をお過ごしください!

※「桜蕊降る」とは、桜の花びらが散ったあとに、萼(がく)と蕊(しべ)が花柄(かへい)とともに落ちること。 地面に落ちた桜蕊が地面を赤く染める様子にも、美しさを見出だした言葉。
※※ロバート・フック、レーウェン・フック、ルイ・パスツール

漫画家デビュー!?”デルえもん”漫画本が完成!

3学期には藤子・F・不二雄さんとドラえもんをテーマに「漫画の点火」の授業を行いました!
いつも夢中になって読んでいる漫画、その面白さのひみつを探究しています。

音や動きがない中で、どうやって感情を伝え、臨場感を出しているんだろう?
よくよく見てみると、吹き出しや書き文字の大きさや形、漫符、カメラアングルなど、読み手をワクワクさせるための様々な工夫が詰め込まれています。

授業では学んだことを活かして、オリジナルの“デルえもん”作品にチャレンジ!

「隣のクラスにドッチボールで負けて悔しい!」
「苦手な跳び箱が飛べたらいいな〜」
「クラスの男子が幼くて嫌になっちゃう!」
「花粉症でくしゃみが止まんないよ〜」

日頃の悩みや、“あったらいいな”をもとに考えられたオリジナルのひみつ道具には、普段は見えない生徒の姿も垣間見えて、微笑ましいです。

教室にあるドラえもんの漫画を、授業前に生徒たちもよく夢中で読んでいます。
連載開始から50年以上たった今でも子供たちを惹きつけるドラえもん、
そしてそんな魅力的な作品を作った藤子・F・不二雄先生のすごさを実感します。

生徒の作品をご紹介!
「かふん集め箱」を使って花粉がなくなったのはよかったけれど…
花粉を集め過ぎて、春にお花が咲かなくなっちゃった!というオチを考えました。
作者のYちゃんもこの季節は花粉症に困っているそう。
そんな自分のお悩みと科学の知識も活かしたストーリーになっています!

皆さん、素敵な1日を!

個性が爆発!1年生がオリジナルTシャツをデザイン!

ご覧ください、この個性溢れるTシャツを!

小学1年生の生徒たちが、ファッションの授業で作った作品です。
魚や花もあれば、トトロもいます。
どれも個性が光っていて、なんだか惹かれますよね。
例えば魚が大好きなKくん。
普段から、紙いっぱいに色々な魚を描いてくれたり、お魚トークが止まらなかったりと、お魚愛にあふれています。

そんなKくんも、授業で学んだことを活かしてこだわりの1枚を作りました。

そうだ!マティスみたいに、切り絵で魚を作ってみよう!
どうせなら本物の鱗の写真を使ってみたいな!
表から裏にどんどん海が深くなるようにして…海の色も変えちゃおう!
いつも通りただ色鉛筆で魚を書くだけでなく、
ひらめき素材を使ったり、色や形、背景を工夫したり、
自分が大好きな魚をどう表現できるかな?と試行錯誤をしていました。
考え方や工夫のヒントを知ることで、アイデアの幅がぐんと広がりますね。
完成したTシャツを見て、生徒たち、保護者たちも満面の笑顔でした!

それでは皆さんも、素敵な週末をお過ごし下さい。

学生スタッフ まほちゃん大忙し!Tシャツデザインから漫画制作まで

デルタでは3学期にファッションや漫画の授業を実施中!
学生スタッフのまほちゃんは授業に向けて、日々授業をサポートしてくれています。
切り絵でTシャツのデザインを考えたり、オリジナルのひみつ道具を考えて8コマ漫画を描いてみたり…
こうしたらどうかな?どうやったらみんなも作業しやすいかな?と、まほちゃんも真剣です。
出来上がった作品を見て生徒たちも「まほ先生、すごーい!!」と驚いていました。
まほちゃん、いつもありがとうございます!

35分で完売!?広尾商店街での販売本番の様子をご紹介!

あっという間に今年も師走ですね。
デルタでは先日、ついにビジネスの授業の販売本番を迎えました!
2ヶ月以上かけ、企画から飾り付けに至るまで自分たちでのアイデアをカタチにし、迎えた本番。

予想外のハプニングなどもみんなで力を合わせて乗り越えて、無事に販売を行うことができました。
本日はお店の1つ、2−3年生による「世界を旅するポテチくんショップ」の様子をご紹介!(販売の様子はこちらから!)

エクアドル、フィンランドなど、世界の珍しいポテトチップスを集めたお店です。


「本当にお客さんが来てくれるかな…」と緊張の中オープンしたお店でしたが、道行くひとにも一生懸命に呼び込みを行い、気づけば店内はお客さんでいっぱいに!
商品の案内や会計や袋詰めなど、それぞれがフル回転でお店を回しました。

当初の販売予定時間は1時間でしたが、なんと開店から35分で商品が完売!

結果は、売上45,200円(100個)と利益6,364円を出すことができました。

喜ぶと同時に、「もっと商品を用意しとけばよかった〜!」と悔しがる生徒も…
(※今回は生徒たち自身で商品の価格や仕入れの数を決めています)

その悔しい経験も、また学びです。

また、今回生徒たちは授業で出資の仕組みを学んでいます。
リターンはあるかな?いくら出資しよう?とドキドキしながら、大切なお小遣いからお店の準備費用の一部を出資しました。
今回出た利益は、出資比率をもとに生徒にも配当金として渡しています。

いつもはお客さんとして訪れるお店も、自分たちが企画・運営側を“やってみた”あとでは見える世界が変わるはず。

お店の“裏側”が気になるようになったりと、子供たちの好奇心に火がつけば嬉しいです!

生徒からのお土産!安藤忠雄さんの“青いリンゴ”

先日の授業前、Eちゃんが「先生これお土産!」と1冊の絵本とお菓子を渡してくれました。
家族で大阪旅行に行った際に、安藤忠雄さん設計の図書館「こども本の森 中之島」に行ったとのこと。
 

Eちゃんは先学期、建築の授業で安藤忠雄さんについて学んだばかり。
「コンクリートを使ってた!住吉の長屋みたいに上から光がわーって入ってたよ!」と、感想をたくさん教えてくれました。
お土産の絵本はなんと安藤忠雄さんのサイン入り。クラスの生徒も興味津々で絵本をめくっていました。
 
そしてもう一つのお土産は「青リンゴアメ」。
この図書館の前には、2メートルを超える大きな青リンゴのオブジェがあります。
「永遠の青春」と名付けられたこの青リンゴは、安藤忠雄さんが大切にしている詩からとられています。
 
青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方を言う。
薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな手足ではなく、
たくましい意志、豊かな想像力、燃える情熱をさす。
青春とは人生の深い泉の清新さをいう。
(中略)
年を重ねただけで人は老いない。
理想を失う時初めて老いる。
 
−サミュエル・ウルマン「青春」
 
安藤忠雄さんは現在82歳。
独学の建築家として「世界のANDO」といわれるまでになり、ガンで5つの臓器を失ってもなお、第一線で活躍し続けています。
“青リンゴの精神”はまさに安藤さんの生き様そのもの。
建築を超えて、そうした安藤さんの人生から得られる学びや刺激が多くあります。
 
Eちゃん、素敵なお土産をありがとう!

お店紹介④ 世界を旅するポテチくん / 11月15日OPEN!

こんにちは!
ここまで様々なお店を紹介してきましたが、4つ目は2-3年生による「世界を旅するポテチくん」。11月15日(水)にオープンです!
動画はこちらから!

 

こちらはスペイン、フィンランド、エクアドルなど世界の国のポテトチップスを集めたお店。
オリジナルキャラクターの”ポテチくん”もお出迎えします!
▶︎ お店の詳細
 ・販売日時:11月15日(水)17時−18時
 ・場所:広尾商店街 入り口(〒150-0012 東京都渋谷区広尾5丁目3−10)
最後に、子供たちからのメッセージはこちら:
世界中からめずらしいポテトチップスをあつめました。
おやつやおつまみ、おみやげにもおすすめです!
楽しんで買い物をしてもらえるよう、くじやクイズもあります!
たくさんの人にきてもらえるとうれしいです。
いいねとシェアもおねがいします!

ビジネスの点火:お店紹介③ Christmas Candy Land / 11月13日OPEN!

こんにちは!
本日ご紹介するお店は…高学年による「Christmas Candy Land」!
 
クリスマスに向けて楽しんでもらいたいと、おかしのつめ放題のお店を考えました。
かわいい袋いっぱいのお菓子が500円!

動画はこちらから!

 
▶︎ お店の詳細
・販売日時:11月13日(月)18時30分−19時30分
・場所:広尾商店街 入り口(〒150-0012 東京都渋谷区広尾5丁目3−10)
 
最後に、子供たちからのメッセージはこちら:
もうすぐクリスマスですね!
サンタのチョコやあめなど、ワクワクするおかしを用意しています。
いっぱいふくろにつめて楽しんでください!
たくさんの人に来てもらえるとうれしいです。
いいねとシェアもおねがいします!
それでは皆様、素敵な週末を!

お店紹介② あったかコーンスープ Mr.Corn / 11月13日OPEN!

こんにちは!
引き続き生徒たちのお店を紹介させていただきます。
 
2つ目のお店は2-3年生による「あったかコーンスープ Mr.Corn」
お仕事帰りで疲れている人を元気にしたい!と温かいコーンスープを用意しました。
チーズ、クルトン、青のりなど、トッピング自由です!

動画はこちらから!

▶︎ お店の詳細
・販売日時:11月13日(月)17時−18時
・場所:広尾商店街 入り口(〒150-0012 東京都渋谷区広尾5丁目3−10)
 
最後に、子供たちからのメッセージはこちら:
いつもがんばっているみなさんへ!おいしいコーンスープであったまってください。
チーズや青のりなど、たくさんのトッピングも自由にのせられます!
たくさんの人にきてもらえるとうれしいです。
いいねとシェアもおねがいします!