香りもファッションの重要な構成要素だと考えたシャネルは、
ここでも当時の常識にNON!と突きつけ、“新しい時代の女性”を表現する香水を作ることにしました。
当時の香水といえば、香りはバラや柑橘など自然由来のシンプルなもの。
「乙女の朝の涙」「薔薇の花束に埋もれて」といった華々しいネーミングに、装飾がほどこされた香水瓶、というのが主流でした。
そんな中、シャネルはどのような香水を生み出したのでしょうか?
授業ではシャネル自身や彼女が表現したかった女性像を考え、自分だったらどんな香水を作るか?を考えました。
数種類の香りからシャネルが選んだ香りを考えるワークでは、「甘い」「強い」「かっこいい」「かわいい」など、香りが持つイメージについて、色んな意見が!
その他にも、パッケージ、ネーミング、そして完成した香水をどう宣伝するか?など、シャネルの試行錯誤を追体験しました。
シャネルは80種類以上の天然香料に、さらには合成香料を組み合わせることで、これまでにない抽象的な香りを表現しました。
