前回に続き、「ファッションの点火」の授業をご紹介!
今日はシャネルの代表作、リトルブラックドレスを扱った授業の様子をお届けします。
当時は「黒=喪服、男性」というイメージがあり、女性のファッションとしては避けられていた色でした。
シャネルはこの常識にもNON!を突きつけ、黒を女性のファッションに取り入れて、シンプルなリトルブラックドレスを生み出しました。
授業では生徒がそんなリトルブラックドレスを使ったスタイリング・撮影に挑戦!
先生をモデルに、シャネルだったらどうするだろう?と考えました。
「シャネルはどんな女性を表現したかったんだろう?」
「そのためには何が工夫できそう?」
と問いかけると、
表情、ポーズ、カメラアングル、アクセサリー、背景、光の当て方など、様々な要素を工夫しながら、試行錯誤していました。
真横を向き、懐中電灯のライティングを生かして撮影
シンプルなドレスにあえてアクセサリーを“じゃらじゃら”付け、足を組み肘をつくポーズ
実は、最初に撮ったのは、無難なポーズに笑顔と“シャネルらしさ”がいまいち伝わらない1枚。
Before/Afterを比べてみると、ずいぶん印象が変わります。
そして実際のシャネルの写真はこちら
写真撮影の際には
「笑わないで!」
「カメラの方見ないで!」
といった指示が生徒からたくさん出て盛り上がりました。
実際にシャネルの撮影では、モデルに「不機嫌な顔をして!」と指示をすることもあるそうです。
自立した女性、自由な女性、かっこいい女性…
そんな“シャネルらしさ”を子供達も理解し、表現できること、すごいですよね!
今日は連休最終日ですね。
素敵な1日をお過ごしください!