7〜8月:探究サマースクール2024開催!小学生&年中・年長対象


探究の夏!チャレンジの夏!
せっかくの夏休み、いつも通りじゃもったいない!
家でも学校でもできない、ひと味ちがう学びの場をお子さんにプレゼントしませんか?

小学生向けの、「ファッション」「建築」「科学」のプログラムでは、
ココ・シャネルや安藤忠雄さん、ロバート・フックやレーウェンフックなど、偉人のチャレンジを追体験しながら、楽しく考える力を磨きます。
こんな面白い世界があるんだ!もっと知りたい!
各テーマの面白さを探究し、子供達のワクワクに火をつける、偉人×探究プログラムです。

年中・年長向けには「はじめての映画」と「はじめてのおつかい」の2つのプログラムを実施!
コマ撮り動画を作ったり、自分たちで買い物・サンドイッチ作りに挑戦したりと、
子ども達の好奇心に火をつけ、挑戦する力を育むプログラムをお届けします。

詳細はこちらからご覧ください。
https://whatisyourdelta.com/common/data/delta_information.pdf

▼プログラム内容

《小学生》

・点火プログラム:好奇心と才能に火をつけよう!「科学」「ファッション」「建築」(小学校1−6年生対象、1〜3日間コース、広尾開催)
 ※預かり延⻑(有料)もございます
▷お申し込みはこちら:
・点火プログラム:オリジナルコマ撮りを作ってみよう!「はじめての映画」(半日コース、広尾開催)
・デルタチャレンジプログラム:自分たちで買い物に挑戦する「はじめてのおつかい」(半日コース、広尾開催)
▷お申し込みはこちら:

針の先は本当に尖っている?顕微鏡をのぞいてみると…!?

今日はとある日の授業をご紹介!
顕微鏡の授業では、科学者・ロバートフックの挑戦を追体験しています。
ロバートフックは自ら設計した顕微鏡を使って、身の回りのありとあらゆるものを観察しました。
そこでまず手にしたのが針とカミソリ。
皆さんは、これらを顕微鏡で覗くとどうなっていると思いますか?

「針は刺したら痛いもん。絶対に鋭く尖っていると思う!」
「カミソリは切るための道具なんだから、まっすぐになっているに決まってるよ」
生徒も仮説を考えて顕微鏡をのぞいたところ…びっくり!
針先は丸くなっており、カミソリの刃はまっすぐではなく、欠けたような凹みがありました。

ロバートフックはこんな言葉を残しています。
「“最も尖っているもの”とみなされている針でさえ、見れば見るほど大変不正確である。
反して、自然の作り出したものは、観察が深まるほど優れた美しさを私たちに示してくれる。」

人間が作り出すものが完全ではない一方、植物の棘や蜂の針などは驚くほど精巧にできています。
自然ってすごい!ロバートフックと同じように、生徒たちもそんな驚きを感じたようです。

顕微鏡を覗く子供達の表情にもご注目ください。
きらきらと目を輝かせながら驚く姿、まさに点火の瞬間です!


生徒の様子はこちらからご覧ください。

お天気がよいですね。よい週末を!

【大人も点火中!科学の授業開発の裏側】

デルタスタジオでは、子供達だけでなく、大人のスタッフ達も自ら点火しています!
先日、科学の新規プログラム「顕微鏡を覗いた偉人達」を渡慶次や松田が開発する模様をご紹介しましたが、これを機に日浦も顕微鏡の世界に夢中に

「卵の殻はどうなっているんだろう!?」という好奇心を満たすべく、嬉しそうに顕微鏡を覗き込んでいました。

問い:「卵の殻はどうなっているんだろう?」

仮説:「呼吸のための穴が空いているのでは?」

観察:(顕微鏡で観察をしたら)「うわぁ!想像以上にきめ細やかな穴がある!」

考察:「なぜこの穴の大きさなんだろう?ヒヨコ(胚)が酸素を取り入れるための穴をあけつつ、白身がこぼれ出ない、そして異物が侵入しないようになっているのでは?通すだけでなく、通さないための絶妙な穴の大きさ…よくできてるなぁ」

文系出身の日浦、「こんな風に科学の世界に触れていたらな〜」と少し悔しそうな様子も…
自分で興味を持って実際に見てみるvs教科書で知識として知る、両者には大きな違いがあります。
授業ではそんな科学の楽しさや面白さを伝えられたらと開発に取り組んでいます。

皆様も素敵な週末をお過ごしください。

開発の様子はこちら

スーツ姿で有栖川公園の池の水を採取!?授業の裏側をご紹介

ある日のクライアントミーティング後、スーツ姿の渡慶次が有栖川公園に!
今学期行っている顕微鏡の授業開発のため、池の水をとりにいきました。
他にも道端のタンポポや桜の花びら、ありなどもゲット!
渡慶次も童心に帰ったような笑顔です。

その後、教室に戻って顕微鏡を覗くと…
小さな生物がうごめく姿や美しい世界(黄色い花粉)が見え、大興奮!
どうしてこうなっているんだろう?こうじゃない?!など議論が盛り上がりました。

今日は顕微鏡の授業裏をご紹介しましたが、このようにスタッフ自身も楽しみながら日々開発を進めています!(動画はこちらから!)
子供達にもこうした探究する楽しさ、考える面白さを伝えていければと思います!



生徒が自主的にデルタのCMを制作!

“もっとデルタの魅力を知ってほしい!”と、
生徒のリリーちゃんが自主的にデルタのCMを作ってくれました!

デルタの良いところって?と他の生徒にもインタビューを行い、
撮影から編集まで自分で手がけたCMがこちら
デルタで学んだコマ撮りの手法も使ってくれました。

「先生、このCM活かしてね!」ということで、早速アップさせていただきます。

何事にも前向きでチャレンジ精神旺盛なリリーちゃん。
今回も主体的にCM作りに取り組んでくれました。
素敵な提案をありがとう!

78冊の本の山、そして付箋の嵐。顕微鏡の授業を開発中!

見てください、この本の山!
現在、科学の点火の授業を開発しているのですが、1つの授業を作るだけでもこれだけの本を読んでいます。
しかもそれぞれの本にはこのように付箋やメモがびっしり!
日本語の本、英語の本、さらには本に限らずドキュメンタリーなど、あらゆる媒体を使って開発を進めています。

当初は細菌学者・パスツールの授業を教える予定でしたが、“顕微鏡を通じて小さな世界をのぞく”という原点に帰ろうと、
レーウェンフックさらにはロバート・フックにまで遡って授業を行っています。

こちらの授業、現在進行形で子供達に教えているのですが、生徒にも大好評!!!
キラキラと目を輝かせながら顕微鏡をのぞいています。
そんな子供達の様子や開発の裏話については、またご紹介させていただきます。

明日からはゴールデンウィーク、皆さんもよい連休をお過ごしください!


散りゆく桜も美しい:美的視点&科学的視点を生徒達に

こんにちは。あっと言う間に桜は散ってしまいましたが、最後の最後まで我々を楽しませてくれました。
見てください!この美しい「桜の絨毯」!
1週間前のオフィス前の桜並木。満開の桜も美しいですが、散った後の「桜の絨毯」も美しいですよね。

そして、今日、地面をふと見てみたら、白い花は消え、茶色、緑、濃いピンク色のまだら模様に。
まさに季語にある「桜蕊降る(さくらしべふる)※」、異なる味わいがあり美しいですね!

ちょうど、子供向けの新規プログラム「顕微鏡を覗いて科学・医療の世界を前進させた3人の偉人たち!※※」を開発中なのですが、
生徒達に劣らず、顕微鏡に点火している我々は、早速、白い桜の花と濃いピンクの桜しべを観察してみました。

ミクロワールドともまた違った美しさがそこに!

そんな中、ふとノーベル物理学賞受賞者、リチャード・P・ファインマンのこんな話を思い出しました。


ーーー
ある芸術家が、リチャード.ファインマンに向かってこんなことを言い出した。
「あそこに、美しい花が咲いていますね? 芸術家はその美しさを観賞し称賛するが、科学者は一ばらばらに分解しようとする。それじゃあせっかくの美しい花が台無しだと思いませんか?」この言葉を投げかけられたリチャード.ファインマンは、「何をばかなことを」と少しあきれながら、次のように答えた。
科学者にも花を愛でる心はある。それどころか、科学者だからこそ、より深く愛でることができる。花の美しさが外観だけにとどまらないことを知っているからだ。花を形作る細胞、分子、さまざまな生物学的反応、複雑に入り組んだ幾多のシステムーそういった内部構造までもが美しいのだ。そこには、驚きに満ちた素晴らしい世界が広がっている。それに、ちょっと考えてみてくれ。花は虫を引き寄せる。ということは、虫にとっても花は魅力的な存在なのだ。そうやって考えていくと、進化、認知、光について次々に疑問が湧いてきて、どこまでも探究したくなる。
「科学を通して見る花は、なお一層美しい。科学のおかげで、うち震えるほどの感動と、吸い込まれるような神秘に触れることができる。台無しにするどころか、畏敬の念を深めるばかりだ。」
ーーー
ご興味がある方は、是非こちらのビデオをご覧ください!
https://www.youtube.com/watch?v=ZbFM3rn4ldo

まさに桜が僕らに与えてくれた楽しみ。
この楽しみ、そして美的視点&科学的視点を生徒達に届けられたと思います。

素晴らしい天気ですね。素敵な週末をお過ごしください!

※「桜蕊降る」とは、桜の花びらが散ったあとに、萼(がく)と蕊(しべ)が花柄(かへい)とともに落ちること。 地面に落ちた桜蕊が地面を赤く染める様子にも、美しさを見出だした言葉。
※※ロバート・フック、レーウェン・フック、ルイ・パスツール

漫画家デビュー!?”デルえもん”漫画本が完成!

3学期には藤子・F・不二雄さんとドラえもんをテーマに「漫画の点火」の授業を行いました!
いつも夢中になって読んでいる漫画、その面白さのひみつを探究しています。

音や動きがない中で、どうやって感情を伝え、臨場感を出しているんだろう?
よくよく見てみると、吹き出しや書き文字の大きさや形、漫符、カメラアングルなど、読み手をワクワクさせるための様々な工夫が詰め込まれています。

授業では学んだことを活かして、オリジナルの“デルえもん”作品にチャレンジ!

「隣のクラスにドッチボールで負けて悔しい!」
「苦手な跳び箱が飛べたらいいな〜」
「クラスの男子が幼くて嫌になっちゃう!」
「花粉症でくしゃみが止まんないよ〜」

日頃の悩みや、“あったらいいな”をもとに考えられたオリジナルのひみつ道具には、普段は見えない生徒の姿も垣間見えて、微笑ましいです。

教室にあるドラえもんの漫画を、授業前に生徒たちもよく夢中で読んでいます。
連載開始から50年以上たった今でも子供たちを惹きつけるドラえもん、
そしてそんな魅力的な作品を作った藤子・F・不二雄先生のすごさを実感します。

生徒の作品をご紹介!
「かふん集め箱」を使って花粉がなくなったのはよかったけれど…
花粉を集め過ぎて、春にお花が咲かなくなっちゃった!というオチを考えました。
作者のYちゃんもこの季節は花粉症に困っているそう。
そんな自分のお悩みと科学の知識も活かしたストーリーになっています!

皆さん、素敵な1日を!

個性が爆発!1年生がオリジナルTシャツをデザイン!

ご覧ください、この個性溢れるTシャツを!

小学1年生の生徒たちが、ファッションの授業で作った作品です。
魚や花もあれば、トトロもいます。
どれも個性が光っていて、なんだか惹かれますよね。
例えば魚が大好きなKくん。
普段から、紙いっぱいに色々な魚を描いてくれたり、お魚トークが止まらなかったりと、お魚愛にあふれています。

そんなKくんも、授業で学んだことを活かしてこだわりの1枚を作りました。

そうだ!マティスみたいに、切り絵で魚を作ってみよう!
どうせなら本物の鱗の写真を使ってみたいな!
表から裏にどんどん海が深くなるようにして…海の色も変えちゃおう!
いつも通りただ色鉛筆で魚を書くだけでなく、
ひらめき素材を使ったり、色や形、背景を工夫したり、
自分が大好きな魚をどう表現できるかな?と試行錯誤をしていました。
考え方や工夫のヒントを知ることで、アイデアの幅がぐんと広がりますね。
完成したTシャツを見て、生徒たち、保護者たちも満面の笑顔でした!

それでは皆さんも、素敵な週末をお過ごし下さい。

学生スタッフ まほちゃん大忙し!Tシャツデザインから漫画制作まで

デルタでは3学期にファッションや漫画の授業を実施中!
学生スタッフのまほちゃんは授業に向けて、日々授業をサポートしてくれています。
切り絵でTシャツのデザインを考えたり、オリジナルのひみつ道具を考えて8コマ漫画を描いてみたり…
こうしたらどうかな?どうやったらみんなも作業しやすいかな?と、まほちゃんも真剣です。
出来上がった作品を見て生徒たちも「まほ先生、すごーい!!」と驚いていました。
まほちゃん、いつもありがとうございます!