1学期に漫画の点火の授業を受講したB君。
授業に出てきた幻灯機の話にインスパイアされ、なんと家で実際に幻灯機を作ってみたそうです!これぞまさに点火ですね!!
Bくんに完成までの話を聞いてみると、幻灯機にはたくさんのドラマが詰まっていました!
なんと、B君はエンジニアの試行錯誤を繰り返し、第5号機にして、やっとこの完成品までたどり着いたそうです。
幻灯機の形や大きさ、フィルムの種類、倍率、距離等…苦労したポイントはたくさんあったそうです。
試行錯誤の結果、完成品では、藤子不二雄さんの幻灯機と同じ品質ながら、よりコンパクトなサイズの幻灯機を完成させたとのこと!
くじけずに何度も改良を重ねて、納得のいく作品を完成させたB君、本当に素晴らしいと思います。
一方、B君は実際に幻灯機を作ってみて、藤子不二雄さんの凄さを実感したようで、以下の様に話してくれました。
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難しいんだよね…倍率とか距離もよくわからないし…それを藤子不二雄さんは全く知らない状況から作ったから、そこは負けちゃってる。藤子不二雄先生はすごい!
彼は上映会をして、招待状とかも送って…ポスターもチケットも作って、配って、友達をたくさん集めた。
しかも、最後には友達に「もう一回見
たい」と言わせた。それが僕との違いだな。僕はまだ上映会は出来ていない。
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Bくんの話にも出てきたように、藤子不二雄さんは、12歳の頃に幻灯機を作っただけではなく、子供達を集めて上映会を開いて、皆を喜ばせたそうです。
幼少期から、モノを作るだけでなく、更には人を巻き込んで、皆を喜ばせた藤子不二雄さん。本当に凄いですね…
今回、試行錯誤を繰り返し、納得のいく幻灯機を完成させたB君の姿勢は、本当に素晴らしいです。
B君、そしてデルタスタジオの生徒の皆には、藤子不二雄さんの様に好きなこと、興味を持ったことをフットワークよく探求する人に育って欲しいと願っています!
皆様、素敵な週末をお過ごしください!