フランク・ゲーリー X 建築の点火

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こんにちは。

みなさん、お元気ですか?今日は立春の日ですが、すっかり春らしくなってきましたね。さて、先日の建築の点火の授業では、フランク・ゲーリーさんと同じ手法で建築を自由にデザインしてもらいました。

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生徒のみんなはゲーリーさんにも負けないぐらい独創的で、おしゃれな建築を設計してくれました。

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ゲーリーさんは、建築家というよりも、まるで彫刻家のように

自らのインスピレーションに導かれながら紙を切り貼りしては、修正を繰り返して建築をデザインされるそうです。

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ゲーリーさんは、子供のころ祖母と一緒にストーブの薪を使って建物や都市作りをしたことが建築への点火のきっかけとなったそうですが、ゲーリーさんと同じ体験をすることで生徒のみんなの好奇心と感性が点火され、彼らが豊かな人生を生きるきっかけになれば嬉しいです。

では、今日も素晴らしい1日をお過ごし下さい。

臨床問題解決(Clinical Problem Solving)

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皆様、こんにちは。お正月の雰囲気もすっかり一段落して、街は元通りの活気で溢れていますね。

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さて、今日もスタッフメンバーで、医療の点火のプログラム作り。

去年の人体の不思議シリーズに続いて、いよいよ今年からは医師の仕事を大まかに理解し、模擬体験してもらう予定です。

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患者さんのお話を聞き、診察し、検査をして、最後は病気の原因を突き止める。

頻度の高い疾患から見当を付けながら、一方で見逃してはいけない疾患(命に関わる、感染力が高い、など)をしっかり除外していく。

闇雲に検査をするのではなく、患者さんの負担を考えて必要十分なものを選択する。

授業では聴診や打診の方法に加えて、Clinical Problem Solving (臨床問題解決) などと呼ばれるこのプロセスも推理ゲームのように楽しんでもらえたらと思います。

そしてその中で、医師の頭の中にある本質をしっかり伝えていくのが僕らの最終目標。

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今回やはり一番議論して白熱したのが、背景知識が余りない生徒たちを如何に混乱させずに、本質を感じ取ってもらうこと。。。

作り手である僕らにとって今日も学ぶことがいっぱいです。

Здравствуйте!  ズドラーストヴィチェ!

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こんにちは。

先日クリスマスパーティーも無事終わり、今年の寺子屋の授業も淋しいですが今週までです。さて、皆さん下の図に見覚えはあるでしょうか?

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10月17日のブログで紹介させて頂いた、デルタスタジオのホームページにアクセスしている国を表す地図です。そして、これが現時点の地図です。

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なにか違いにお気づきでしょうか?

実は、あのブログを更新させて頂いた翌日にロシアからのアクセスがあったのです!

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ロシアは寒いですね。今日の東京は晴れで気温は7℃ですが、

モスクワの今日の気温は−6℃で雪が降ったようです。

ロシアのみなさま、Здравствуйте!  ズドラーストヴィチェ!(こんにちは!)ロシア以外にも、南アフリカ共和国やチュニジアからも新たにアクセスして頂いたようですね。ありがとうございます。

現時点でアクセスして頂いている国は54ヵ国。

世界の国の数が193ヵ国とすると、残り139ヵ国。

世界は広いですね。

全ての国に色が塗られるのはいつの日か?

スタッフ一同これからもがんばりたいと思います!

では、またブログを書かせて頂きます。

デルタスタジオにクリスマスがやってきた!

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こんにちは、いつの間にか今年もあと半月ですね。
師走というだけあって、デルタスタジオも慌ただしい毎日を送っています。
そして実は明日、寺子屋のクリスマスパーティーなのです!
クリスマスパーティに向けて教室の準備も進んでいます。
クリスマスの飾り付けや、
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本棚もクリスマス仕様に、
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そして、新しい本棚も届きました。
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この本の量、まるでブックカフェのようですね。
パーティでは1年生が英語でクリスマスソングを歌い、4年生はファッションショー、6年生はピカソ・ゴッホ・建築の授業を予定しています。今から楽しみです!
クリスマスパーティーの様子はまた後日報告させて頂きます。
寒くなって来ましたが、皆さん風邪を引かない様にお気をつけて下さい。
それでは良い一日を!

ゴッホ展に行ってきました

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こんにちは。

先週、生徒さんたちをつれてゴッホ展に行ってきました。バイリンガルの授業で、ゴッホの絵や人生について学びながら英語を勉強して来たので実物を見る機会がつくれてよかったです。

美術館では、ゴッホがミレーや浮世絵などを模写しながら腕を磨いたように、生徒たちにも一番気に入ったゴッホの絵を模写してもらいました。最後までゴッホの絵に興味が湧かなかった子たちもいたようですが、一度模写をはじめると生徒さんは作業に没頭し、「やってみると、凄く面白い!」と嬉しい声も。そして、15分程で5・6年生は以下のようなスケッチが。。。

①あおむけの蟹

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②ゴーギャンの椅子

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③アルルの寝室

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④アイリス

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生徒のみんなは周りの方々に「美術の授業?うぁー、上手いわね〜。あなたたち物凄く良いモノもってるわぁ〜。」と声をかけてもらっていましたが、私も出来の良さに驚いてしまいました。

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5・6年生は今建築の点火の授業を行っているので、新国立美術館の建築を見ながらの建築のプチ授業にもなりました。科学、ビジネス、建築、法律、医療、アート。。など様々な授業を受けてきたので、ひとつの場所に行っても色々な角度から話や議論ができるようになってきました。

さて、4年生は今週ファッションの授業が終わり、来週から医療の点火授業が始まります。そして、来週にはクリスマスパーティー。また授業の様子をご報告させて頂きます。

今日も素晴らしい一日を!

体に似合わず綺麗に作ってみました

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こんにちは、今日は建築の授業で使う模型を作ってみました。

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安藤忠雄さんが設計された「光の教会」の模型で、十字架のところがくり抜かれていて、そこから入る光の角度によって教会の中での影の見え方が変わってきます。

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子供達にも、実際に色々な工夫をして作ってもらおうと思っています。これから次の模型に取り掛かります。

では、またご報告させて頂きます。

科学を通じて「自分の頭で考える癖」を

こんにちは。

今日、1学期の科学の点火プログラムが無事終了致しました。

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最後の授業では、ノーベル物理学賞を受賞したリチャード・P・ファインマンさんのお話をしました。ファインマンさんの父親はファイマンさんが子供のころから「知識を得ること」ではなく、「自分の頭で考えるクセ」をつけるように意識されたそうです。

例えば、ブリタニカ百科事典でティラノサウルスのことを一緒に調べ「ティラノサウルスは身長が25フィート(8M)で、頭が6フィート(2M)ほど」というようなことが書かれていると、そこで終わるのではなく、「さぁ、それがどういう意味か考えてみようか」と必ず問いかけたそうです。

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そして、「身長が8Mということは、うちの庭に立っていたら、頭がちょうどこの窓位の高さで、僕らがいるこの部屋の中に顔を突き入れることができたということだね。でも、ちょっと待てよ、頭の幅が2Mということは頭を突き入れようとしたときに窓が粉々になってしまうか。。。」などと続けたといいます。

読んだことを知識として止めるのではなく、全て可能な限り「リアリティ」に翻訳をするように、そして自分の頭で考えるように癖をつけてくれたそうです。

もう一つのエピソードは、ファインマンさんの父親はよく森につれていってくれたそうなのですが、鳥を一緒に観察しながら、「リチャード、あの鳥の名前を知っているか?英語での呼び名はA、ポルトガル語ではB、イタリア語ではC、中国語ではE、日本語ではD。。。これでお前は全ての言語であの鳥の呼び名を知ったが、あの鳥自体に関して何も知ったことにはならない。さぁ、一緒に鳥を観察して、鳥がどのように生きているかを学ぼう」と言ったそうです。

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生徒さんたちに、観察をする重要性や自分の頭で考える重要性に関するエピソードとして心に残ることを願っています。

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授業の最後には、コンパスを生徒のみなさんにプレゼントしました。コンパスはアインシュタインが4歳のときに科学に興味を持つきっかけになったと言われています。

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4才か5才の頃、父は、コンパスを見せてくれました。どんなに動かしても針は常に一定の方角を示しています。それを最初に見たとき、コンパスがこれほど確かな動きをするという事実が、世界に対する私の考え方を変えました。それまで私は、何かものを動かすには、それに触れなければならないと思っていました。しかし、あの瞬間、 物事の背後には深く隠された何かが、存在するはずだということに気がついたのです。アインシュタイン

 

生徒さんたちに本棚の片隅にでもコンパスを置いておいて貰い、コンパスを見るたびに科学の点火プログラムのこと、そして科学的思考の重要性などに関して思い出してもらえると嬉しいです。

では、今日も素晴らしい1日を!

“No Problem: An Easy Guide to Getting What You Want”

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こんにちは。みなさまお元気ですか?先週の木曜日に米国で”No Problem: An Easy Guide to Getting What You Want“(以前、ブログでもご紹介させて頂いた本)がペンギン社のvikingから出版されました。

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Problem Solving 101“が内容的にもビジュアル的にも10歳+の子供向けにアレンジされたものです。

キノコラバーズはロボットに。。。

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ピンキーは猫に。。。

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問題解決キッズは、モヒカン(?)キッズに。。。r0012745

生まれ変わり世界デビューを果たしました。

可愛らしく、親しみやすい仕上がりになっています。機会があれば是非、手に取ってみて下さい。

ロジア版の本も先日出版されました。ロシア語では名前の書き方(ローマ字)も変わるようです。

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では、今日も素晴らしい1日をお過ごし下さい。

世界一やさしい問題解決の授業 ドイツ版

みなさん、こんにちは。

世界一やさしい問題解決の授業のドイツ版が送られてきました。

今回は表紙が黄色です!

日本、中国、韓国、台湾などアジアの国々以外は全てアランサンダースさんに描いて頂いた表紙を使っているのですが、色が国によって違います。

アメリカ版は茶色、英国版はオレンジ、ドイツ版は黄色などなど。

国によって(?)、担当者によって(?)、好みの色が違うということでしょうか?

海外でも本が出版されてから、アメリカ、中国、香港、マレーシア、インド、スペイン、南アフリカなどなど様々な国々から自分の国でもデルタスタジオの活動を展開したいという連絡が来るようになりました。

まずはGB (Goosebumps; 鳥肌が立つ様な)プログラムを作り上げ、日本で良い形でしっかり広げてから、将来的には海外にも展開していければと思います。

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