先日はこれまで建築の授業で学んだ安藤忠雄さんと隈研吾さんの建築を観にクラスで表参道へ!
まずは安藤さんが設計した表参道ヒルズでスケッチにチャレンジしました。
いざ実物を目の前に観察をすると、新しい発見がたくさん!
表参道ヒルズには、隣接するけやきの木と高さを合わせたり、建物内のスロープを表参道の坂の傾斜に合わせたりと、歴史ある街との調和を意識した工夫がたくさんあります。
安藤さんの特徴的なコンクリート以外にも、実際に建物を観察し、体感することで、そういったいくつもの工夫に気付くことが出来ました。
その後は隈研吾さんが設計したOne表参道とサニーヒルズ南青山へ!
2つの建築はいずれも木材の格子を用いていますが、印象は異なります。
One表参道は縦に格子が並ぶのに対し、サニーヒルズ南青山は立体的にクロスした組み方。
似た素材を使っても、組み合わせ方により見え方が大きく変わる発見がありました。
多くの人で賑わう表参道ですが、建築に注目し、足を止めるとたくさんの面白さに気付くことができます。
生徒たちも、授業時間では時間が足りないくらい、たくさんの刺激を受けたようです。
「写真で見るのと全然違う!」
「大きさだけじゃなくて、周りの雰囲気も含めてイメージができる!」
「これが安藤さんが言ってた“建築は体感することが重要”ってことかな?」
など、大盛り上がりで見学を終えました。
今後も、時には教室を飛び出して、生徒達が「本物」に触れる機会を作っていきたいと思います。
生徒たちの見学の様子は動画でぜひご覧ください!