しかし、”私の人生は楽しくなかった。だから私は自分の人生を創造したの”という言葉通り、逆境にもめげることなく、自由を求めてその後の人生を切り拓いていったファッションデザイナーです。
シャネルは“ファッションを通じて女性たちを自由にした”、と言われていますが、その時代、女性に課されていたあらゆる常識に、NON!を突きつけました。
胸やお尻など“女性らしい”シルエットを強調するファッションにシャネルはNON!を突きつけ、動きやすいドレスやシンプルな帽子を生み出しました。
そこで、授業では生徒たちもコルセットと大きな帽子を試着!
「毎日これを着けていたって信じられない!」
当時の女性たちが感じていたであろう不便さを体感していました。
1人大きな帽子を被っている子が…👀
こんにちは!
先日、東大アメフト部のYEAR BOOK(部の広報誌)に、日浦のインタビュー記事が掲載されました!
日浦は大学時代の4年間、アメフト部のマネージャーとして多くの部員をサポートしてきました。
インタビューでは、アメフト部での思い出を振り返りながら、その経験が社会人生活やデルタスタジオでの仕事にどのように繋がっているかをお話しています。
デルタスタジオに関連する箇所を一部転載します。
こんにちは。
戦時下のウクライナで、弊社代表 渡辺健介の著書「世界一やさしい問題解決の授業」が出版されます。
当初は、2021年に1年半以内に本を出版する契約を結んでいたのですが、ウクライナとロシア間の戦争が始まったため、出版の動きが止まっていました。
そんな中、先日、エージェントを通じてウクライナの出版社から出版の旨と文章やイラストの最終チェックの依頼がきました。
ミサイルやドローン攻撃が飛び交う中でも、ウクライナから連絡が届いたことに、驚きました。
そういえば、数年前イスラエルでの出版の際にも、ミサイルが飛び交う中で編集の方々は出版を進めていました。
人類は逞しい。
今から約360年前、ロバート・フックは自ら作った顕微鏡で観察した生物や植物の様子を描き、その記録を「ミクログラフィア」として出版しました。
幼少期から絵を描くことが得意だったロバート・フック。(一時は画家を目指していたことも!)
何十種類もの精巧なスケッチは当時の人々を驚かせ、大ベストセラーとなりました。
「ミクログラフィア」は、ガリレオによる宇宙の記録書、「星界の報告」に通ずるものがあります。
ガリレオは望遠鏡を通じて、肉眼では見えない宇宙の世界を人々に示しました。
対してロバート・フックは人間の五感が直に及ばない、“小さな世界”の様子を人々に知らせたのです。
彼らが生きた17世紀は、望遠鏡と顕微鏡といった発明によって、人類が新たな世界を手にした時代でした。
そして授業では、そんなミクログラフィアをデルタキッズも制作!
まずはロバート・フックの発見を追体験し、彼と同じものを観察。
その後は自らの好奇心に基づき、さらなる探究へ!
てんとう虫の卵やシャーペンの芯など、それぞれが見たいものを選んで観察を行いました。
左側が日本語版の図版集、右側が生徒作のミクログラフィアです。
本物を忠実に再現していますが、実は表紙にはちょっとした違いが…!
デルタ要素が3つ、ぜひ探してみてください。
あっという間に8月も半ば。
まだまだ暑い日が続きますが、素敵な週末をお過ごしください!
顕微鏡の授業では、ロバートフックに続き、レーウェンフックの挑戦も追体験しています。
実は彼は、アマチュアの科学者。本業の織物商人、町役人の仕事の傍ら、好きが高じて顕微鏡を手作りし、生涯にわたって観察を続けました。
そして彼のそんな飽くなき探究心が、人類史上初の大発見へとつながります。
レーウェンフックは冬には澄んでいる湖が、夏になると濁り、美味しい魚がたくさん取れることに気づきました。
どうしてだろう?と不思議に思い、水を採取して顕微鏡で覗いてみると、衝撃の光景が!
授業では子供たちも彼と同じように、近くの公園の池の水を見てみました。
そして顕微鏡で見えたのは…
くるくると動く小さな生き物たち!
300年以上前、レーウェンフックは同様の光景を目の当たりにし、肉眼では見えない生物に満ちた世界が、湖の中に存在することを発見しました。
そして彼は自分が発見した小さな生き物たちのことをアニマルクル(=微小動物)と名付けたのです。
レーウェンフックはそれまで人々が見えなかった、そして想像すらしなかった世界への扉を開きました。
生徒たちもそんな世界を覗きながら、ほんとに動いている!なんかかわいい!と、大盛り上がり。
動くアニマルクルの様子に「ウィー!」と声をアテレコして楽しんでいました。
その様子はこちらから!
暑い日が続きますね。
素敵な連休をお過ごしください!
こんにちは。デルタスタジオの渡辺健介です。
7月17日で17周年。
時間が経つのは早いですね。
あっという間でした。
目の前の生徒達と向き合い、クライアントさんとの仕事に没頭していたら17年。
気づいたら、私もなかなかよい歳になってきました。
これまでゆったり、じっくり、こだわって仕事をして来ましたが「あれっ、時間がない…」
最近、そんな風に思うようになりました。「まだやりたいことの3%もできていないのに、笑」
一説によると“体感時間”でいえば、私の人生時計は21時を回りました。急がねばです。
さて、◯周年といっても、節目の15周年でさえバタバタ生活を言い訳に何も書かなかった私ですが、つい最近大好きな恩師が亡くなったこともあり、そのことも含めこの度記してみたいと思います。
私事となりますが、ご了承ください。
大好きな恩師と言っても、自分の仕事についてほとんど話したことはなかったですし(亡くなる直前までは)、共に仕事をしたことも数多くはなく、仕事面で何かを教わったという感覚も正直ありません。
しかし、「カッコいい大人」とはどんなものなのか。「豊かな生活」とは何なのか。
そんなもっと大切な何かを教えようとしてくれていた気がします。
私だけでなく、彼が接する全ての人に。
この3年、色々と事情があり、諸々のロジを詰めるために、仕事の合間を縫って彼のオフィスによくお邪魔していました。
そうすると、気づいたら数時間…ロジの話は一切せず「よもやま話」が展開。
話題は、あっちいったり、こっちいったり…
パリを大改造したナポレオン3世とオスマンのドラマ…
長嶋茂雄さん、桑田佳祐さん、経営コンサルタントから考える身体知とは…
エアバスとボーイングのシステムの違いからみる地域の特有性がデザインに与える影響…
ルサンチマンがリーダーに及ぼす影響について…
米と仏のテーブルトークの違い。“肩書きego-trip”ではなく”ピュアな知的ego-trip”をせよ…
益田鈍翁の趣味とお金の使い方。そして、遊ぶことの重要性…
最後は「はい!今日は以上です」と一方的に切られ、「えっと、ロジの件ですが…」というと。「はぃ!またにしよっ!」
毎回こんな感じでしたが、お話をお聞きしながら、丸い大理石のテーブルの下でスタッフに(ごめん…長引きそう。社内会議開始時間遅らせて)とラインを打ち、(午後のクライアント会議までにお話が終わるかなぁ…)とヒヤヒヤしながらも、贅沢で、楽しいひと時でした。
そして、センスのよい日本の未来をデザインするためには「豊かな生活」を知っておく必要がある、と色々な世界を私に体験させ、人に引き合わせて下さいました。
豊かというのは、派手な生活という意味では一切なく、純粋に質が高く、joyに繋がる、奥深く、味わいのある生活という意味です。
「いいか、日米を理解するだけでなく、もう1つの視点、第3の視点を持て」
「頭ではなく、肌感覚で理解しなくちゃいけないんだ」
「語彙をもっと蓄えろ。言語力をもっと磨け」
「この本は読んだ?(=no)これは?(=no)じゃあ、これは?(=no)で、何を思った?ねぇ…?」
今、彼の書籍をゼロから全て読み直していますが、彼が社会に提言して来たことは、彼の知性や書籍から得た膨大なる知識だけではなく、自ら意識的に積んだ実体験とそこから得た肌感覚から導き出されたものであることを改めて痛感しています。
だからこそ、未来を予言し、豊かなビジョンを描けたのだと。
彼の具合が悪くなっていくと、よく電話で話をしていました。
ブルブルブル…電話がかかってくると「なんか明るい話をしてくれ。今日は何かないの?いい話」
「う〜ん…いい話…?」そんな中で、自然とこれまであえて避けて来た自分の仕事の話をちょっとずつするようになりました。
なぜでしょう…直感的にそれが一番喜んでくれると思ったからでしょうか。
ある日、ランニングをしている時に電話が…
恩師「今日はなんか明るい話、何かなぁい〜?」
私「そうですね…あっ、新入社員が来ることが正式に決まりました!etc」
恩師「えっ、それはよかったぁ!!」
ビッグカメラで故障したwireless earphoneの修理待ちの際に、ふと電話をしてみると…
私「調子はどうですか、今日は?」
恩師「え〜、よいわけないだろぉ…で、いい話は?」
私「うーん…そうですねぇ…(少し、考えていると)」
恩師「まぁいいや、今日はもう疲れた。寝る!」
私「了解です!」
恩師「ガチャ」
そう、あの「ビィッグ、ビィッグ、ビィッグ、ビィッグカァメェラァ〜!🎵」と背景で音楽が流れる中…
ある日はタクシーで慌ててクライアント先に移動中に、リンリンリン…
恩師「今日はぁ?」
私「そうですねぇ…あっ、“考える紙芝居”※っていうものを今作ってまして…etc」
恩師「それはいい!!!凄くいいっ!!(=これまでない位に興奮し、大声で)早くNHKに持っていった方がいい!!」
私「佐藤雅彦さんにもお会いしにいった方がいいですかね?もう、ずぅ〜っと、いつの日か…と、気になっていて」
恩師「早く行きな!すぐ行きな!」
そんな中、私が長期海外出張に行くことに。そして、私が海外出張の帰り、アムステルダム空港で乗り継ぎをしている際に、電話が掛かって来て、彼が亡くなったことを知りました。
私は元々は2日前に帰国することになっていたのですが。
“知の巨人”と、日本人からも、海外の方々からも尊敬され、愛される方でした。
共通の知人である元PixarのCFOとしてDisneyへの売却・統合を成功させた友人に恩師が亡くなったことを伝えると…
”He was such an amazing guy…”と返信が来ました。
その友人が”He is amazing”と目をキラキラさせながら人を褒めたことを聞いたことがあるのはこれまで3人。
Steve Jobs、 Bob Iger、そして恩師です※※。
恩師は残りの2人に全く引けを取らない。
むしろ、その2人が恩師のニックネームを呼んで、寄ってくるのが想像が付くような方でした。
まさに堂々たる日本人。
そんな彼も「身体知は一代で終わるんだよ…」
恩師は、最後どこか寂しい気持ちもあったのではないかと推察します。
これから、自分の能力の許す限り己の身体知を磨き上げつつ、誰もが身体知を鍛錬できる拡張性ある仕組みを作るべく挑み続けたいと思います。
「早く行け!すぐ行け!」
「身体知を鍛錬する拡張性ある仕組みをつくる」
ということで、長くなりましたが、少し加速できればと思います。
私たちなりに。
最後に…恩師が凄いのは、彼に対して私のように感じている人、
私以上に感じている人が何百人も、何千人もいるということです。
本当に器の大きい人でした。
ご冥福をお祈りします。
本当にありがとうございました。
そして、これからも宜しくお願い致します。
みなさま、よい週末をお過ごしください!
渡辺健介
※「考える紙芝居」とは今温めている子供向けのコンテンツです
※※ Steve JobsとはAppleの創業者&元CEO。 Bob IgerとはDisneyのCEO
こんにちは。デルタスタジオの渡辺健介です。
先日、元慶應高校野球部員のみんなとお祝い会をしました。
みんなとのご縁は2008年の16年前から。上田誠監督に野球部員の皆さんに「世界一やさしい問題解決の授業」を教える貴重な機会を頂いたことがきっかけです。
今回のお祝いは2つ。1つ目は山﨑錬のENEOS引退祝い。そして、2つ目は鈴木兄弟の起業祝いです!
詳細は以下に記させて頂きますが、社会人になっても、野球の世界、そしてビジネス界の第一線でイキイキと活躍する姿に感動。沢山の刺激を頂きました。
なんともいえない、嬉しく、楽しく、幸せな気分に満たされる時間でした。
彼らのことを少しご紹介させてください。
46年振りに夏の甲子園に出場し、ベスト8まで進出したメンバーの今です。
山﨑錬(写真1番左)は、慶應高校野球部で主将として甲子園ベスト8に導き、慶應大学野球部でも主将。
ENEOSでも主将としてチームを率いて2022年に優勝を果たしたリーダーシップ抜群、みんなに愛される男です。
勿論、選手としての実力もピカイチ、ベスト9にも選出。
これからは、指導者側に回るのか…?実現する日が今から楽しみです。
錬、お疲れ様でした!手元が寂しいと思うので、これからは両手にウクレレを、笑。
そのうち一緒にバンドやろう!
こちら、錬に関する記事です!
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO77977570W4A120C2US0000/
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/hs_other/2024/01/06/post/
田村圭は(写真左から3番目)、甲子園を沸かせた身長186cmの左腕。
私の当時の彼のイメージは、打者を三振に打ち取り、「おりゃー!」と雄叫びをあげる姿、笑。
ライオンの様に逞しく、闘志みなぎる、強いオーラを放っていました。
三菱商事を飛び出し、自らスペインのビジネススクールに留学(英語、スペイン語、いつの間に!?)
いまでは、Amazon Web Serviceで最先端のAIの仕事を。
引き続き、芯は変わらず、最先端のビジネスに挑む、朗らかで、やさしいパパに。
こちら、田村に関する記事です!
https://www.kanaloco.jp/sports/baseball/hsbaseball/entry-34393.html
そして、4番打者として甲子園を沸かせた鈴木裕司(写真1番右)。
慶應高校で「選択の授業」の中で飲食店を立ち上げるプロセスを通じて問題解決を教えた際に、鈴木は左手には2Lのポカリスウェットを、右手にはコップを持ち、「おい、買うか?」と裕司の手で緩くなったポカリを先輩達に対しても堂々と売り歩いていた男。
結果は、なんと利益ほぼ1位の僅差2位。やはり飲料に対する天性のセンスがあったのか、今では大手酒類メーカーのマーケティング部門で活躍中。
さらには、つい最近弟の鈴木健介さん(写真右から2人目)とYK BROTHERSという野球グローブ会社を起業したとのこと。
弟の健介さんも早稲田の野球部で活躍し、甲子園に出場。現在は、電通で広告・ブランディング・戦略コンサルティングの仕事をしながら副業で兄と共に起業。
副業の起業を通じて、商品企画、製造、マーケティング…と経営全体を見ているので、その経験が2人の本業にも生かされていることのこと。
まさに良循環。副業という仕組みを活かしたベストプラクティスですね。
2人の活動に今の時代を生きる重要なヒントがあるような気がします。
早慶で計4度甲子園出場の鈴木兄弟が仕掛けるグローブブランドYK BROTHERS。
ロゴもかっこよく。キャッチコピーは「Be a thinker!」。是非、覗いてみてください。
https://yk-brothers.com/
こちらの記事も是非!
https://full-count.jp/2024/03/22/post1530712/
みんな、花をありがとう!
なぜかお花を頂きました、笑。
飾らせて頂きます!
みなさん、今日もよい1日を!
渡辺健介
先日、元生徒のカイくんが突然オフィスへ。
しかし、私は会議中…
(すまん、会議中…)と、カイくんに会釈だけしたものの…
スタッフとのやりとりが目の片隅に…
(うん?なんで、カイくん登場?)
(うん?なんで、Poloの袋をスタッフに渡しているの?)
(うん?なんで、カイくんのメッセージビデオのようなものを撮っているの?)
不思議に思い、さっと会議を抜け出し、「どうした?」と聞いたら…
「先生、もうすぐお誕生日ですよね?おめでとうございます」と、カイくん。
デルタスタジオを始めて、あと2日で17年。
こんな日がくるとは…想像もしていませんでした。
カイくん、改めてありがとう!
親にも、妹にも、元先生にも(笑)やさしい、カイくん。素晴らしい医師になってください!
みなさま、楽しい連休をお過ごしください!
渡辺
こんにちは!
ここまで「あっ、荒木って誰だ!?」シリーズをお届けしてきましたが…
この度デルタスタジオに荒木が入社しました!
実は荒木は、日浦の前職同期。
荒木は戦略コンサルティング会社のBCG(ボストン・コンサルティング・グループ)でプリンシパルとして、これまで民間・官庁で戦略策定・グローバル&国内の組織改編、社内外の人材育成と幅広いプロジェクトをリードしてきました。
プリンシパルとは、要は「コンサル業界でなかなか偉い人」です!
“優秀で、誠実で、ピカイチの逸材!”と日浦も太鼓判を押す、BCGのスター。
日浦に続き、素晴らしい人材が加わっています!
荒木という頼もしい新戦力が加わり、デルタも更なる飛躍を目指します。
これから同期コンビの活躍にもご注目ください!