中を見てみると…なんとSちゃんの写真付きのオリジナルハッピーターンとビスコが。

中を見てみると…なんとSちゃんの写真付きのオリジナルハッピーターンとビスコが。
こんにちは。
先日、某大手食品会社向けのキャリアデザイン研修の初回が無事完了しました。
本プロジェクトリーダーは渡慶次。
クライアントさんの悩みやご要望をお伺いしつつ、弊社のみんなを巻き込んでプログラムを開発し、講師も担当しております。
終身雇用制度が崩れ、人生100年時代を迎える中、多くの企業が社員に“自律的キャリア形成”を促し始めています。
時には立ち止まってキャリアを振り返り、未来を描くことも大切ですよね。
しかし、そうは言っても日々目の前の仕事に忙殺され、なかなか考える時間がない…
この研修では、キャリアデザインに関するベストセラーの本質をぎゅぎゅっと凝縮して、
その本質を世界一やさしく、楽しく教えつつ、キャリアを主体的に描いていただきます。
①自分はHappyなのか?
②自分の性格・強みは?大切にしたい価値観は?
③今後どのようなキャリアの選択肢がありえるのか?3つのifを考える
・このまま今の会社に勤め続けるとしたら?
・今の会社がなくなったとしたら?
・制約なく考えるとしたら?
ある意味キャリアを振り返り、将来を思い描きならも、
仕事だけでなくプライベートのwell-beingも高める研修が出来上がりました。
また、ここで開発し、教えている内容は子供の教育にとっても重要なテーマですよね。
デルタスタジオの教育事業にも組み込んでいければと思います。
そして、生徒の皆さんにも自分の強み・価値観を踏まえて、主体的にイキイキと人生を送ってくれればと!
“当社ですが、心理的安全性AWARD2024でシルバーリング賞を受賞することができました。本研修の企画から運営まで一緒に取り組んで頂いているデルタスタジオ様には厚く御礼申し上げます。引き続き宜しくお願い致します。”
こんにちは!今月発売のハーバード・ビジネス・レビューに弊社のパンフレットが同梱されました!(定期購読者限定)
黄色の表紙の通り、内容は「変わる!」プログラムの特別講演のご案内。
CEO・CHRO直轄で行っている企業風土改革プロジェクトや、今年から三菱UFJ銀行様と一緒に取り組ませて頂いている、変わる“ロジカルシンキング”、変わる“営業”に関する講演も予定されています!
なお「変わる!」プログラム以外にも10月から様々なテーマで講演を実施予定です。
それではよい週末を!
講演の詳細・日程はこちらからご覧いただけます。
※企業の人事部・経営企画部など、人材育成・組織開発担当者限定のセミナーとなります。
※ご同業、個人的な目的でのご参加はご遠慮頂いております。
こんにちは。
戦時下のウクライナで、弊社代表 渡辺健介の著書「世界一やさしい問題解決の授業」が出版されます。
当初は、2021年に1年半以内に本を出版する契約を結んでいたのですが、ウクライナとロシア間の戦争が始まったため、出版の動きが止まっていました。
そんな中、先日、エージェントを通じてウクライナの出版社から出版の旨と文章やイラストの最終チェックの依頼がきました。
ミサイルやドローン攻撃が飛び交う中でも、ウクライナから連絡が届いたことに、驚きました。
そういえば、数年前イスラエルでの出版の際にも、ミサイルが飛び交う中で編集の方々は出版を進めていました。
人類は逞しい。
こんにちは。デルタスタジオの渡辺健介です。
7月17日で17周年。
時間が経つのは早いですね。
あっという間でした。
目の前の生徒達と向き合い、クライアントさんとの仕事に没頭していたら17年。
気づいたら、私もなかなかよい歳になってきました。
これまでゆったり、じっくり、こだわって仕事をして来ましたが「あれっ、時間がない…」
最近、そんな風に思うようになりました。「まだやりたいことの3%もできていないのに、笑」
一説によると“体感時間”でいえば、私の人生時計は21時を回りました。急がねばです。
さて、◯周年といっても、節目の15周年でさえバタバタ生活を言い訳に何も書かなかった私ですが、つい最近大好きな恩師が亡くなったこともあり、そのことも含めこの度記してみたいと思います。
私事となりますが、ご了承ください。
大好きな恩師と言っても、自分の仕事についてほとんど話したことはなかったですし(亡くなる直前までは)、共に仕事をしたことも数多くはなく、仕事面で何かを教わったという感覚も正直ありません。
しかし、「カッコいい大人」とはどんなものなのか。「豊かな生活」とは何なのか。
そんなもっと大切な何かを教えようとしてくれていた気がします。
私だけでなく、彼が接する全ての人に。
この3年、色々と事情があり、諸々のロジを詰めるために、仕事の合間を縫って彼のオフィスによくお邪魔していました。
そうすると、気づいたら数時間…ロジの話は一切せず「よもやま話」が展開。
話題は、あっちいったり、こっちいったり…
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最後は「はい!今日は以上です」と一方的に切られ、「えっと、ロジの件ですが…」というと。「はぃ!またにしよっ!」
毎回こんな感じでしたが、お話をお聞きしながら、丸い大理石のテーブルの下でスタッフに(ごめん…長引きそう。社内会議開始時間遅らせて)とラインを打ち、(午後のクライアント会議までにお話が終わるかなぁ…)とヒヤヒヤしながらも、贅沢で、楽しいひと時でした。
そして、センスのよい日本の未来をデザインするためには「豊かな生活」を知っておく必要がある、と色々な世界を私に体験させ、人に引き合わせて下さいました。
豊かというのは、派手な生活という意味では一切なく、純粋に質が高く、joyに繋がる、奥深く、味わいのある生活という意味です。
「いいか、日米を理解するだけでなく、もう1つの視点、第3の視点を持て」
「頭ではなく、肌感覚で理解しなくちゃいけないんだ」
「語彙をもっと蓄えろ。言語力をもっと磨け」
「この本は読んだ?(=no)これは?(=no)じゃあ、これは?(=no)で、何を思った?ねぇ…?」
今、彼の書籍をゼロから全て読み直していますが、彼が社会に提言して来たことは、彼の知性や書籍から得た膨大なる知識だけではなく、自ら意識的に積んだ実体験とそこから得た肌感覚から導き出されたものであることを改めて痛感しています。
だからこそ、未来を予言し、豊かなビジョンを描けたのだと。
彼の具合が悪くなっていくと、よく電話で話をしていました。
ブルブルブル…電話がかかってくると「なんか明るい話をしてくれ。今日は何かないの?いい話」
「う〜ん…いい話…?」そんな中で、自然とこれまであえて避けて来た自分の仕事の話をちょっとずつするようになりました。
なぜでしょう…直感的にそれが一番喜んでくれると思ったからでしょうか。
ある日、ランニングをしている時に電話が…
恩師「今日はなんか明るい話、何かなぁい〜?」
私「そうですね…あっ、新入社員が来ることが正式に決まりました!etc」
恩師「えっ、それはよかったぁ!!」
ビッグカメラで故障したwireless earphoneの修理待ちの際に、ふと電話をしてみると…
私「調子はどうですか、今日は?」
恩師「え〜、よいわけないだろぉ…で、いい話は?」
私「うーん…そうですねぇ…(少し、考えていると)」
恩師「まぁいいや、今日はもう疲れた。寝る!」
私「了解です!」
恩師「ガチャ」
そう、あの「ビィッグ、ビィッグ、ビィッグ、ビィッグカァメェラァ〜!🎵」と背景で音楽が流れる中…
ある日はタクシーで慌ててクライアント先に移動中に、リンリンリン…
恩師「今日はぁ?」
私「そうですねぇ…あっ、“考える紙芝居”※っていうものを今作ってまして…etc」
恩師「それはいい!!!凄くいいっ!!(=これまでない位に興奮し、大声で)早くNHKに持っていった方がいい!!」
私「佐藤雅彦さんにもお会いしにいった方がいいですかね?もう、ずぅ〜っと、いつの日か…と、気になっていて」
恩師「早く行きな!すぐ行きな!」
そんな中、私が長期海外出張に行くことに。そして、私が海外出張の帰り、アムステルダム空港で乗り継ぎをしている際に、電話が掛かって来て、彼が亡くなったことを知りました。
私は元々は2日前に帰国することになっていたのですが。
“知の巨人”と、日本人からも、海外の方々からも尊敬され、愛される方でした。
共通の知人である元PixarのCFOとしてDisneyへの売却・統合を成功させた友人に恩師が亡くなったことを伝えると…
”He was such an amazing guy…”と返信が来ました。
その友人が”He is amazing”と目をキラキラさせながら人を褒めたことを聞いたことがあるのはこれまで3人。
Steve Jobs、 Bob Iger、そして恩師です※※。
恩師は残りの2人に全く引けを取らない。
むしろ、その2人が恩師のニックネームを呼んで、寄ってくるのが想像が付くような方でした。
まさに堂々たる日本人。
そんな彼も「身体知は一代で終わるんだよ…」
恩師は、最後どこか寂しい気持ちもあったのではないかと推察します。
これから、自分の能力の許す限り己の身体知を磨き上げつつ、誰もが身体知を鍛錬できる拡張性ある仕組みを作るべく挑み続けたいと思います。
「早く行け!すぐ行け!」
「身体知を鍛錬する拡張性ある仕組みをつくる」
ということで、長くなりましたが、少し加速できればと思います。
私たちなりに。
最後に…恩師が凄いのは、彼に対して私のように感じている人、
私以上に感じている人が何百人も、何千人もいるということです。
本当に器の大きい人でした。
ご冥福をお祈りします。
本当にありがとうございました。
そして、これからも宜しくお願い致します。
みなさま、よい週末をお過ごしください!
渡辺健介
※「考える紙芝居」とは今温めている子供向けのコンテンツです
※※ Steve JobsとはAppleの創業者&元CEO。 Bob IgerとはDisneyのCEO