問題解決の授業でとんでもない成果が!

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こんにちは!

小学校高学年が取り組んできた問題解決の授業ですが、
子供たちが素晴らしい成果を出してくれました!

たとえば、算数が3年生までは真ん中の青クラスで、
4年生になって一番上の赤クラスにあがったものの、クラスでは真ん中くらいのMちゃん。

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でもどうしても、3ヶ月以内にクラスで一番できるRちゃんに追い付きたいという目標をたてました。

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自分の課題を分析し、対策を実行したらなんと!
以下のグラフを見てください!

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平均点は87点から98点にあがり、見事クラスで一番になりました!

そしてテニスのサーブを改善しようと努力してきたKちゃんは…

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数ヶ月でなんと、
サーブが入る確率は50%から目標の75%を超えて85%に、
スピードは時速57km/hから目標の70km/hを超えて75km/hに!

素晴らしい成果ですね!
闇練までスタッフたちと一緒にやりました(笑)

こういった成功体験、つまり原因を特定し、上手い人のやり方から学び、努力すれば結果が出るということ。
この感覚を小学生時代にもつことは人生に多大なる影響を与えます。

今後もこのような体験を生徒たちに積ませてあげたいと思います。

それでは今日も素晴らしい一日をお過ごしください!

世界で一つのオリジナルムービー作り!

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こんにちは、
みなさんいかがお過ごしですか?

今回は小学校4年生の映画の点火の授業についてご報告させていただきます。

第一段階としてあるハリウッド映画のワンシーンを再現することを通じて映画作りを学びましたが、

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今学期は次のステージとしてオリジナルムービー作りに取り組みました!

脚本を0から自分たちで書きあげ、それをストーリーボードにおとしこみ、

配役を決め演技の練習をし、大道具・小道具も自分たちで作りました。

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そしてついに完成しました!!

タイトルは「クリスマスの謎」
いい人であるはずのサンタとトナカイが悪者になって悪さをするというストーリーです。

最後の鑑賞会では保護者も子供も大盛り上がり!

生徒たちからは、
「映画を見る目や視点がこれまでと変わった」
「もしデルタをやっていなかったら、映画なんて撮らなかったと思うので、デルタをやっていてよかった!」という声も。

映画作りには多様な能力が必要とされます。

脚本をつくるためのクリエイティビティ、撮影を上手く仕切るためのリーダーシップ、最後まで粘り強くやり抜く力など…

この授業では映画作りの方法を学ぶだけでなく、こうした横串の力も身につけてもらいたいと考えています。

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それでは今日も素晴らしい一日をお過ごしください!

はじめてのプレゼンに挑戦!

低学年は2学期の最終授業で、この1年間で学んだ授業の内容と感想を保護者の前で発表しました。
チームに分かれて、どうしたらわかりやすく伝えられるか試行錯誤しながらプレゼン準備を進めました。
生徒たちは毎週の授業でスピーチの練習はしていますが、大勢の保護者の前でプレゼンをするのは初めて。
リハーサル通りにいかなかったり、緊張してしまった場面もありましたが、保護者も含めて20名近い観客の前でプレゼンをする機会は、とても貴重な経験になりました。

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プレゼンの後には自分たちのプレゼンのビデオを見ながら、しっかり反省会もしました。
今回うまくいったチームは、さらに良くするにはどうしたら良いかを考え、うまくいかなかったチームも次の発表でのリベンジを誓いました。
次回のプレゼン発表会で生徒の皆さんの成長を見るのがいまから楽しみです!

「映画」「プログラミング」の授業

2学期は問題解決の授業に加え、4年生は映画の授業、5年生はプログラミングの授業を行いました。
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映画の授業では、有名な映画のワンシーンを再現するプロセスを通じて、映画作りを学びました。
生徒たちは映画の取り方だけでなく、役者、カメラマン、小道具など多くの人をとりまとめるためのリーダーシップも学びました。
来学期はオリジナル映画作りに挑戦です。

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プログラミングの授業では、「プログラミングとは」ということから始まり、ゲーム感覚で楽しみながらプログラミングの基礎を学びました。

プログラミングを通じて、論理的な思考力、頭を使うトレーニングにもなり、生徒の皆さんからは「すごい頭使った!」という感想が多かったです。

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オバマ大統領がプログラミング教育の重要性を語ったスピーチの中に、「ゲームでただ遊ぶ人ではなく、作る人になってください」という言葉がありますが、これはまさに点火のプログラムを通じて子供たちに培ってもらいたい精神です。
スピルバーグより若い年齢で映画を作り、ビル・ゲイツよりも早くプログラミングを学ぶデルタキッズ。
この中から第2のスピルバーグ、ビル・ゲイツが出てくるかもしれませんね!
それでは、今日も素晴らしい一日をお過ごしください!

浮世絵から広がる想像力

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こんにちは

今日は浮世絵の授業をご紹介します。

海を渡り、ゴッホやモネをはじめ、当時のヨーロッパの芸術家に影響を与えた浮世絵は、子供たちにも大人気。

なかでも一番人気は、冒頭の葛飾北斎の凱風快晴でした。

様々な浮世絵を見た後は、大迫力の葛飾北斎の神奈川沖浪裏の絵の中の人になりきって。。。

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どんな音がするか、どんな心境なのか、どんな声を発しているのかを想像しました。

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そして、宿題では神奈川沖浪裏を題材にして物語を作ってもらいました。

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生徒のひとりの物語をご紹介します。

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昔々ある所におじいさんとおばあさんがいました。

おばあさんは山へ しばかりに、おじいさんは海へ魚つりに行きました。

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おばあさんは川で刀をおとしてしまいました。

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するとその刀はさやを出て

海にいるかいぶつにささってしまいました。

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すると近くにいたおじいさんたちの舟に波をかけはじめました。

はじめは、少しだけでしたが、だんだん多くなってきて

ついに大へんな波になってしまいました。

おじいさんは、かいぶつをたおすために、自分の刀でかいぶつの体に刀をつきさしました。

すると波はおさまりかいぶつをたおすことができました。

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おわり

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子供たちの想像力にはおどろきです。

たった一枚の絵から、思い思いの物語を紡ぎだしてくれました。挿絵もかわいいですね。

素晴らしい作品を見て、想像力を膨らませ、そして自分なりのアイディアを形にする。デルタスタジオのアートの授業では、このサイクルを大事にしています。

子供たちがどんな素敵な作品を作ってくれるか、スタッフもいつもワクワクしています。

デルタスタジオは、まさしく子ども版リベラルアーツ教育を目指しています。

それでは今日も素晴らしい1日をお過ごしください。

素晴らしいアート作品:色鮮やかな魚

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こんにちは。この素晴らしい作品を御覧ください!

以前もご紹介したエリック・カールさんの「模倣」の授業後に、

生徒が自由に「創造」をし、この素敵な作品が生まれました。

まずはデザインを考えて…

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トレーシングペーパーに色を塗って…

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切り抜き、画用紙に張りつけていく…

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色鮮やかな作品が出来上がりました!

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授業の最後には、この授業で感じたこと、学んだことに関して絵日記を書いた上で、生徒のみんなの前でスピーチをしてもらいました。

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学んだ手法を活用し、新しいアイディアに挑戦する楽しさを感じて頂けたようです。

今後も様々なアートを題材にした作品を紹介させて頂きます。

お楽しみに!

建築の授業@表参道

こんにちは

4年生の建築の授業では、これまで安藤忠雄さんや隈研吾さんなど日本を代表する建築家を紹介してきました。

先日、表参道に出かけ、これまで学んだ建築家の本物の建築を見に行きました。

竹を使った隈研吾さんの根津美術館

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けやきをモチーフとした伊東豊雄さんのTOD’S

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安藤忠雄さんの表参道ヒルズ

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透明感のあるSANAAのDinorなどなど、、、

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もちろんデルタスタジオの建築では、ただ見るだけでなく、実際に建物に入って空間を感じて頂き、さらに一番気に入った建築は自分達の手でスケッチをしました。

「写真で見るより全然すごい!」と子供たちは大興奮。大いに刺激を受けていたようです。

やはり、本物に触れるというのは大事ですね。

それでは素晴らしい一日をお過ごしください。

シャボン玉作りに挑戦!

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こんにちは!

ようやく春らしい気候になってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?

今回はシャボン玉の授業をご紹介します。

デルタスタジオの授業では、ただシャボン玉を作って遊ぶのではなく、制限時間内にどれだけ大きなシャボン玉作れるか、という課題にチャレンジしていただきます。

生徒の皆さんは、与えられた時間内で、できるだけ大きなシャボン玉を作るため、試行錯誤を繰り返します。

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今回の実験では、シャボン液を作る際の、洗剤と洗濯のりの配合に着目し、自由にシャボン液を作って頂きました。

1種類のシャボン液を試して終わりの子、たくさんの種類のシャボン液を作って何種類も試す子など様々です。

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そして、実験を通じて、1種類だけではなく、たくさんの種類を試して最適なものをみつける こと、「拡げて、絞る」の重要性を学んでもらいました。

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生徒の皆さんは、自分たちで作ったシャボン液で、制限時間一杯まで実験を繰り返していました。

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最後に絵日記で、今回の実験で発見したこと、学んだことを発表しました。

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シャボン玉作りを通じて、「拡げて、絞る」ことの重要性を体験して頂きましたが、このことは、科学の実験のみならず、どんなことに挑戦する際にも重要な姿勢であると我々は考えています。

今後も楽しい実験を通じて、好奇心に火をつけると共に、科学的思考や新しいものに挑戦する姿勢を身につけてもらいたいと思います。

それでは、今日も素敵な一日をお過ごし下さい。

心臓って凄い!

こんにちは!

今回は、今学期6年生が行った「医療の点火の授業」をご紹介します。

この授業ではまずは心臓の仕組みについて学びました。

聴診器を使い医者になりきって心臓の音を聞きます。

新鮮な体験に生徒も楽しそうです。

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どうして音が聞こえるのかな?

1分間に何回鼓動するのか?運動したらどのように変わるかな?

心臓ってどんな役割があるんだろう?

と好奇心に火をつけた上で心臓が生き物の命を支える仕組み、循環機能をポンプを使って理解します。

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自分の心臓が1分たりとも休むこと無くこうした動きを続けていることに、驚かずにはいられません。

そして、このプログラムのとっておきが本物のブタの心臓を使った解剖です!

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男の子はめったにない体験に大喜び!

はじめは驚いていた女の子も、不思議な筋肉の感触やさまざまな発見で次第に興味津々に!

やはり本物に触れることが重要ですね。

心臓の授業の後には内科医が感冒、気管支炎、インフルエンザ、肺炎、肺結核を診断・治療する方法を学びました。

この模様はまた機会があれば共有させて頂きたいと思います。

この医療の点火の授業を通じて、生徒の1人は「前から医師になることに興味があったけど、今回自ら体験したからますます医師になることに興味を持った!」と目をキラキラさせながら語ってくれました。

今後が益々楽しみです!

今日も素晴らしい1日をお過ごし下さい。

自然っぽいとは?機械っぽいとは?

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こんにちは。今学期4年生の授業ではアートの授業の一貫としてアメリカの抽象画家ロスコを取り上げました。

まず、ロスコの代表作品を。。。

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大きな帆布の上にみんなで忠実に再現しました。

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本物をしっかり観察し、再現するプロセスを通じて子供たちは見るだけでは気づかなかった様々な発見をします。

次に、ロスコの他の作品やフランスの抽象画家モンドリアンの作品なども取り上げて対比することで、線や色が与える印象を学びました。

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例えば、同じロスコの作品でもオレンジは温かい印象を与え、青は冷たい印象を与えること。また、曲線やぼかしの多いロスコの作品は自然的で、四角形やはっきりした色の多いモンドリアンの作品は機械的な印象を与えることなどです。こうして様々な作品を対比することによって芸術的な感覚を磨くことができます。

模倣をしたら、次は創造の段階に入ります。次は、自分の感情をロスコスタイルで表現することに挑戦しました。

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配色や境界線のスタイルなど、それぞれ個性ある素晴らしい作品が出来上がりました。

最後に、「何がモノを自然っぽくするのか?何がモノを機械っぽくするのか?」というテーマで議論をし、自分の考えを発表してもらいました。

絵画だけでなく、いつも飲んでいるペットボトル、教室の椅子、さらには建築やファッションなど多領域のものを見て、「自然ぽくなる法則・機械っぽくなる法則」を考えていきます。生徒たちはこうした過程を通じて曲線、色だけでなく、素材、字体など様々要素が影響を与えることを自ら発見していきます。

例えば建築では、以下の2つの建物を比較しました。みなさんにはどちらが「自然っぽく・機械っぽく」感じるでしょうか?

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そしてその理由は何でしょうか?

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上が「機械っぽい」、下が「自然っぽい」と考えた方が多いと思います。

しかし、下の建物にも機械っぽい要素はありませんか?

生徒たちには、単純に二元論の答えを教えるのではなく、より深く考える癖をつけてもらいたいと思っています。

デルタスタジオのアートの授業はまさにリベラル・アーツ。感性を磨くだけでなく、自分の頭で考え、自分の考えを発信する力を育んでいきたいと考えています。今後も点火の授業では様々な分野の一流の作品に触れさせ、自分の思いを形にする体験を提供していきます!

今日も素晴らしい1日をお過ごし下さい。