「建築は“見る”ものではなく、“体験”するものだ」
日本を代表する建築家・安藤忠雄さんは 建築は単なる形やデザインではなく、そこに身を置くことで感じ、体験するものだと語られています。
安藤さんは20代の頃、一般人の海外旅行が解禁となった翌年に、世界の建築を巡るひとり旅に出ました。
シベリア鉄道でロシアを横断し、欧州各地を回り、その後はアフリカのケープタウンまで。
各国の建造物を直に体験する中で、「建築空間を体験することで訪れた人の心を動かし、何かを感じ取ってもらわなければならない」という建築家としての使命を強く抱いたそうです。
そんな安藤さんの言葉を胸に、生徒たちも教室を飛び出し、表参道の建築巡りへ!
安藤さんが設計した表参道ヒルズではスケッチをしながら細部までじっくり観察。
隈研吾さん設計のサニーヒルズでは、檜の香りも楽しみながら五感をフルに使って建物を“体験”しました。
「教室で写真を見るのとは全然違う!」
生徒たちも目をキラキラさせながら、充実した時間となりました。
暑い日が続きますね。
皆さん素敵な連休をお過ごしください!