祝 卒業!デルタに入ってどう変わったの?

この春、デルタを卒業したHちゃん。
今でこそ、しっかりもののHちゃんですが、
デルタに入った当初は恥ずかしがり屋さんでした。
いざスピーチとなると、先生の影に隠れてしまい、なかなか言葉が出ず…
そんな彼女も2年後には、とあるアイデアコンテストに参加。
全国から選ばれ、100人の前で堂々とスピーチを行っただけでなく、さらには聴衆を笑わせるまでに!
あんなに苦手だったスピーチが、いつのまにか自分の武器になっていました。
(今では学校で発表するときも、友達が嫌がる中、1人心の中でガッツポーズをしているとのこと!)
自分でしっかり考え、自信を持ってそれを伝える姿は頼もしく、活き活きとしています。
“デルタに通っていなかったら…”と、自分でも自身の変化に驚いているようです。
そんなHちゃんの卒業スピーチを、ぜひご覧ください!
==スピーチ全文==
今日で私はデルタを卒業するということで、最後の卒業スピーチとして4年間デルタに通い、変わったことなどを話していこうと思います。
デルタに入る前の私は人前で話すことはおろか人前に立つことすら恥ずかしくて出来なかったのです。
そんな私がなぜデルタに入ったのでしょう。
変わりたかったから?楽しそうだから?どれも違います。
答えは案外軽くてしょうもないもので、「その場のノリ」なんていうものです。
親にデルタというものを紹介され、姉も「入る」と言ったので私もその場の雰囲気とノリで「入る」と言ってしまったのです。
でも4年前の私もその「入る」の一言で私がこんなにも変わるなんて思いもしなかったでしょう。
そして晴れてデルタに入った私ですが、デルタに入った瞬間にスピーチ力が格段と上がった…わけではなく、
入った初期の私はスピーチをするときも、自分で書いた原稿を渡慶次先生などに読んでもらったりするほどの人見知りと羞恥心をこじらせていました。
その方がよっぽど恥ずかしいと思うのですが…
そんな状態からどうやってこんな風に話せるようになったのでしょうか。
私はおそらく2段階に分けて成長したので、今から私の成長の様子について話していこうと思います。
まず、1段階目についてです。1段階目は「慣れ」による成長です。
つまり、デルタに通っているうちに、デルタという環境と人前で話すことに慣れ、アイコンタクトや声のボリュームなどの基礎のことも身に付いていったのです。
私は、この1段階目の成長により、羞恥心をあまり感じなくなっていき、スピーチをするときも堂々と話すことが出来るようになっていきました。
そして、2段階目の成長についてです。2階目の成長は、伝え方と表現の仕方です。
元々、自分なりの考え方は持っていたのですが、その考えをうまく伝える術を持っていなかったのです。
それを、デルタの沢山の授業から得ることが出来ました。
例えば、うまい人のスピーチを見たり、スピーチをした後にもらうコメントなどです。
そしてカシオ子どもアイデアコンテストに応募した際の最終プレゼンでは、100人の前でスピーチをし、自分で書いたスピーチでその場のいた人を笑わせ、楽しませることができました。
その結果、審査員特別賞を取ることができました。
このできことで私はスピーチに自信をつけることができました。
さて、ここまで長々と自分語りをしたわけですが、最後に皆さん、こんな言葉を知っていますか。
アッシジの聖フランシスコという、フランシスコ会の設立者として知られる人の言葉です。
「必要なことからはじめ、できることを行いなさい。そうすれば、あるとき急に、できないと思っていたことを行っている自分に気づく。」
この言葉を私はすごく気に入っていて、私と重なると思うんです。
私はデルタに入る前、人前に立って話すなんて絶対に出来ないと思っていました。
私はなんとなくデルタに入りましたが、なんとなくでも、出来る!と思って入ったのです。
そうして毎週通いながら毎週少しずつ、時に大きく変化し、今ここでこうして立って、話して、あの時出来ないと思っていたことを成し遂げているのです。
それってすごくいいことで素晴らしいことだと思いませんか。
そして、そんな、私を大きく変えてくれたデルタに感謝を。
ありがとうございました。