小学校6年生卒業プロジェクト 家族に感謝の気持ちを伝えたい!!

先日投稿したアフリカ象を救うためのクラウドファンディングに続き、6年生の卒業プロジェクトをご紹介します。
今回は「家族に感謝の気持ちを伝えたい!」という思いで取り組んだ、ばんじろう君のプロジェクトです。

家族への感謝の気持ちをどのような形で想いを伝えるのがいいだろう?と試行錯誤した結果・・・
自分の成長をプレゼンすると共にオリジナル家族Tシャツを作ることに挑戦しました!

家族Tシャツのデザインは細部にまでこだわり抜きました。
苗字のイニシャル“O”をモチーフに、5つの円を重ねたデザイン。円の色はそれぞれ5人家族のイメージカラーとなっており、直径はそれぞれの年齢に比例しています。真ん中の小さな点は昨年生まれた妹さんを表しているとのこと。

最終発表会では、自分の成長をスピーチで発表した上で、Tシャツをサプライズでプレゼントしました。
当日の様子はこちらをクリック!

また、スピーチはこちらです。

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僕は、パパとママにデルタスタジオに行かせてもらって、 たくさんの事を学んで来ました。
そこで、デルタに行って‘‘いなかった時‘‘と‘‘今‘‘とで、 どう違うか僕なりに考えてみました。
デルタで鍛えられた所をできる限り厳選してみると 3つありました。

一つ目は、スピーチが上手くなり堂々とできるようになったことです。
僕は幼稚園のころからデルタで練習していました。
小さい頃から、人前でスピーチしていたことが自信になったおかげで、3年生の頃には学校の学習発表会でスピーチをする、学年で1人の大役に立候補しました!
自ら手をあげて、見事オーディションで選ばれ、 原稿も自分で書いて、保護者が約900人いる前で堂々と発表できました。
最初に失敗してしまったけれど、焦らずに発表する事ができました。
デルタにいたおかげで、この大役に立候補する勇気と、原稿を書く技術、そして何より楽しくスピーチをできるようになったと思います。

二つ目は、自分の好きな学びを知ることができたことです。
デルタの授業が始まるまで、2時間くらい待ち時間があり、その間にたくさんの伝記を読みました。
もしデルタに来ていなければ、あんなに伝記を読んでいなかっただろうし偉人について知る機会もなかったと思います。

さらに単に伝記を読むだけでなく、授業で実際に漫画を書いたり、映画を撮影したり、抹茶しるこを販売したりと、実際にやってみることで、自分が好きなことがよりはっきりとわかりました。
点火の授業通じて、僕は何かを「作ること」が好きだという事に気づくことができました。
授業では「模倣」をしてから「創造」をしますが、漫画も映画も誰も作ったことのないものを作る「創造」する大変さを実感し、自分でもいつか「創造」したいなと思うようになりました。
それには、年齢の制限はありません。好きな事、やりたい事を見つけ、小さなことでも良いから、まずはやってみる所から始めたいと思います。

三つめは、自分でやってみよう!という姿勢が身についたことです。
チャリティーオークションや縁日チャレンジなど、色々なチャレンジをしてきました。ものを作ることほど好きなわけではないけれど、チャレンジする経験があったおかげで、色々なことにもう一歩踏み出して実行することに紐づいたのだと思います。

具体的には、藤子・F・不二雄先生の伝記を読んで、僕の大好きなドラえもんを創り出した藤子先生が、小学生の頃に幻灯機を作っていた事を知りました。その時先生が感じた事と自分が感じる事には、どんな違いがあるのかということに興味を持ち、僕は夏休みの作品展に向けて、幻灯機作りに取り組みました。
実際に、幻灯機を作っていた時に印象に残ったことがあります。それは、藤子先生はインターネットで調べることが出来ない時代に、僕よりも高性能な物を作っていたことです。藤子先生の幻灯機はアルミで光を反射させるという工夫をしていて、インターネットもない時代に、試行錯誤して挑戦するってとても凄い事なんだなと思いました。
これからも一歩踏み出して挑戦したいと思います。

パパ、ママが僕をデルタに行かせてくれたおかげで、たくさんの経験をし、たくさんの事を知り、成長しました。
大人になった時のなりたいもの、やりたい事はまだ決まってないけど、デルタで学んだことをどんなに大きくなっても、忘れずに大切にしていきます。 デルタに行かせてくれて本当にありがとう!
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言葉通り、堂々と、そして時にはお客さんの笑いを誘いながら発表をしてくれました。
中学生でのさらなる成長が楽しみです!