臨床問題解決(Clinical Problem Solving)

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皆様、こんにちは。お正月の雰囲気もすっかり一段落して、街は元通りの活気で溢れていますね。

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さて、今日もスタッフメンバーで、医療の点火のプログラム作り。

去年の人体の不思議シリーズに続いて、いよいよ今年からは医師の仕事を大まかに理解し、模擬体験してもらう予定です。

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患者さんのお話を聞き、診察し、検査をして、最後は病気の原因を突き止める。

頻度の高い疾患から見当を付けながら、一方で見逃してはいけない疾患(命に関わる、感染力が高い、など)をしっかり除外していく。

闇雲に検査をするのではなく、患者さんの負担を考えて必要十分なものを選択する。

授業では聴診や打診の方法に加えて、Clinical Problem Solving (臨床問題解決) などと呼ばれるこのプロセスも推理ゲームのように楽しんでもらえたらと思います。

そしてその中で、医師の頭の中にある本質をしっかり伝えていくのが僕らの最終目標。

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今回やはり一番議論して白熱したのが、背景知識が余りない生徒たちを如何に混乱させずに、本質を感じ取ってもらうこと。。。

作り手である僕らにとって今日も学ぶことがいっぱいです。